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いつもの自然観察園にて。
湿生植物ゾーンに架かる通路の橋の上でオオスズメバチを見つけました。
(画像はクリックで拡大します)


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疲れているのか、なかなか飛び立つ気配がありません。



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せっかくの機会なので、恐る恐る忍び寄り、近くから写真を撮らせていただきました。



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大きなアゴをしています。
黒々とした大きな目も、鋭くて恐ろしげ。



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背中には産毛が生えています。
今まで気付かなかった細部が見えてきて、面白い。



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全身に対して頭がとても大きく感じます。



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この場から目を離し、近くの虫たちを少し見回った後にまた戻ってみると
もうオオスズメバチの姿はありませんでした。
休憩が済んで飛び立っていったのでしょうねー



撮影:2009年9月19日、東京都、野川公園自然観察園。
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いつもの自然観察園にて。
湿生植物ゾーンに橋のように架けられている通路の上で、
求愛行動をしているイチモンジセセリを見つけました。

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↑ 右側のチョウが触覚と前足で左側のチョウにお伺いをたてる様に触れています。
左側がメスで、右側がオスのようです。


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↑ 触覚でちょんちょんと触ってアプローチ中。



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↑ オスのアプローチに対し、メスは下の翅を少し外側に開き、
4枚の翅を震わせるように動かし応えています。



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何度か上の一連の行動を繰り返した後、このカップルは飛び去って行きました。
はたしてこの恋は実ったのでしょうか。




撮影:2009年9月19日、東京都、野川公園自然観察園。
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先週半ばから連日のように、アサギマダラを見ようといつもの公園へ通っています。
21日、22日ときれいな翅の子が確認されたそうですが、
21日は体調が悪くて行かず、22日はほんの十数分やそこらの差ですれ違い・・・
ニアミス的なタイミングの悪さに涙目です。
あと何日くらい、そこへ留まっていてくれるだろうか・・・

22日の観察園にも、たくさんのヒョウモンチョウたちが花に集まっていました。
オレンジに黒の豹柄が特徴になっているヒョウモンチョウの仲間は、
表翅の模様だけでは見分けが難しいため、
翅の裏を見比べながらヒョウモン撮りを楽しみました。


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↑アザミとミドリヒョウモン。
下翅の裏にお抹茶のような鈍い薄緑に三本の白い縞模様が入ります。

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↑これもミドリヒョウモン。




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↑アザミとオオウラギンスジヒョウモン。
下の翅の裏側に、白銀色の筋が一本入ります。
上の翅の先に白い点があるのでメスのようです。

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下の翅の白い筋より後は、角度によって茶色がかって見えました。




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↑葉の上で休むツマグロヒョウモンのメス。
上翅の表側上部に瑠璃色の模様が入るので、裏側を確認しなくても見分けやすい。
メスのこの模様、毒を持つチョウのカバマダラに擬態しているそうです。


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↑アザミとツマグロヒョウモンのオス。
オスもメスも翅の裏がとっても派手。
さすが南国のチョウですね、トロピカル!


撮影:2009年9月22日、東京都、野川公園自然観察園にて。
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今年初見になったウラナミシジミをハギの木で観察していると、
白い蝶が飛んできました。


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モンシロチョウよりも小さい感じ、よく見るとウラギンシジミのようです。
静かに観察をしていると、花には近寄らずに葉の周りを飛び回り産卵を始めました。



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お腹をくるっと折り曲げて卵を産んでいる様子です。

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幼虫の食草を調べると、マメ科のクズやヤマフジと書いてあります。
ハギもマメ科の植物だから、ここへ産卵に来たのですね。
卵から孵化した幼虫は、花の蕾や実、新芽の部分を食べて育ちます。



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何度か産卵行動を繰り返したあと、テイオウダリアの葉の上で翅を開いてくれました。
メスの特徴である白銀色の斑紋がチラリと確認できました。





撮影:2009年9月10日、東京都、小金井公園にて。
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見つけた時、夏から秋への移り変わりをひしひしと感じる虫がいくつかあります。
それは、赤くなりはじめたアキアカネとリスアカネだったり、
イナゴの成虫だったりするわけですが、
チョウの仲間では特にウラナミシジミを見つけると、秋の訪れを感じます。

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もともとは西南の暖かい地域に住むシジミチョウで、世代交代を重ねながら北上し、
夏の終わりにこの地域に達します。
(その後、ここを通り過ぎて北海道辺りまで北上しくそうです)
しかし、越冬の北限である南房総よりも北では越冬はできず、
来春までに死滅してしまいます。
そのため、地元では北上世代がたどり着くこの時期以外では目にすることはできません。
このライフサークルを知ってから、
ウラナミシジミと夏の終わりの結びつきを意識するようになりました。



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そんなウラナミシジミの今年の初見は、9月10日の小金井公園でした。
宿根草園に植えられたハギの木に一頭飛んできたところを撮影。
同時期に飛んでいるヤマトシジミやツバメシジミも、似たような水色系のシジミチョウですが、
ウラナミシジミはそれらよりもだいぶ素早く、一息に長い距離を飛ぶような印象です。
だいぶ胸部がガッシリしているから、筋力があるのかな。



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翅裏の褐色の波模様が特徴的です。
この時はしばらくの間、ハギの花で蜜を吸っていました。



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撮影:2009年9月10日、東京都、小金井公園にて。
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ミドリヒョウモンを撮ろうと向かったいつもの自然観察園。
ヒヨドリバナに集まるツマグロヒョウモンとミドリヒョウモンを見分けながら撮った写真の中に、
少数来ていると噂のオオウラギンスジヒョウモンらしき姿がたまたま混ざっていました。
なんというビギナーズ・ラック・・・!

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よく顔を合わせる蝶撮りの方が、昨年に同じ場所でオオウラギンスジヒョウモンを撮影され、
「翅の先に白い模様が入るのが特徴なんですよ。」とお話を聞いていたので、
帰宅後に写真を確認しながら「んんん?!」と気付きました。
調べたところ、白い模様が翅に入るのはメスの方だそうです。



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自分はすっかりミドリヒョウモンと思い込んでいたため、
撮っていた画像はここに載せた三枚だけでした。
無知って罪だ、せっかくの機会に勿体無いことしたなぁ・・・ orz



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オオウラギンスジヒョウモンは山地の方の蝶だそうですね。
なかなか遠征できない身なので、こういう出会いはとても嬉しいです。



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こちらはアザミの花とミドリヒョウモン。
初夏から生き抜いてきたのかな?翅が痛んでいる子が多かったです。



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ハッカの花とミドリヒョウモン。
名前の由来になっていそうな下翅の裏の薄緑をきれいに撮りたいのだけど、
むむむむ難しい



撮影:2009年9月19日、東京都、野川公園自然観察園にて。
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8月16日の散策で観察できた虫たちです。


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↑アオクサカメムシの幼虫。
模様が可愛らしいです。



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↑草陰にいたミヤマチャバネセセリ。
個人的には初見のチョウ。
イチモンジセセリもよりも一回り大柄で、羽の白い模様が目立ちました。
それに違和感を覚え、茶色系のセセリチョウを調べてみたところ、
ミヤマチャバネセセリに行き当たりました。
発見と観察ができて嬉しかったです。



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ベニシジミを捕らえたアズチグモのメス。
白い花に擬態しているのかな、この体色は。



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コバネイナゴの成虫。



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イナゴの成虫が目に付き始めると、秋の訪れを感じます。





撮影:2009年8月16日、東京都、武蔵野公園にて。
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小金井公園の宿根草園前の雑木林へ足を踏み入れたとき、
中型の茶色いチョウが地面近くで飛んだのに気付きました。
夏のお馴染みメンバーのヒカゲチョウかサトキマダラヒカゲかなー?と思いながら
舞い降りた場所を探すと、クロコノマチョウでした。
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意外といろんな所に定着しているのですね。


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クロコノマチョウは四国や九州に住むチョウでしたが、
温暖化の影響を受け生息地が北上しています。
武蔵野地域でも4・5年ほど前から定着が確認されるようになりました。
幼虫の食草は、ススキやジュズダマなどです。



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写真を撮ろうと後を追いかけていたら、SL展示の近くまで来てしまいました。
せっかくなのでクロコノマチョウとSL(背景)のコラボレーション。



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雑木林の樹液の吹き出ている木には、オオスズメバチが集まっていました。
超有名な事ですが、攻撃性も毒も最強のスズメバチなので
近くにこのハチの姿を見つけたときは要注意。


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静かに観察をしていると、次から次へと仲間が飛んできて、あっという間に6匹に・・・っ
緊張しながら刺激をしないようにゆっくり後ずさって退散しました。




撮影:2009年9月10日、東京都、小金井公園にて。
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